先日、まいどなニュースが男性が憧れる!「筋肉芸能人」ランキングを発表し、筋肉タレントの「なかやまきんに君」がダントツ1位に選ばれました。また渋谷トレンドリサーチの最新調査の高校生が選ぶ「体育の先生になってほしい芸能人」もランクインしていて40代 筋肉 芸能人が芸能界筋肉部門を席巻しています。
筋肉体操OAの2018年下半期から2021年の間は、この手の筋肉ランキングはアラフィフなのにアスリート並みの筋肉を持つ「武田真治」が1位の常連でしたが、昨年2022年からなかやまきんに君が1位の独占状態になってきました。
憧れる理由は、「きれいな筋肉だから」「いつ見てもバランスのいい体をしているから」「素人が見てもすごいと思う筋肉だから」など...2人の共通点は、“おじさんなのに若い身体”を維持している事で、そこに憧れる男性が多いのです。
筋肉を商売道具と考えた場合は、機能性よりも見た目がやはり重要なんだと改めて認識させられます。
私は見た目の筋肉よりも機能性を重視してきた人間で、20代の時は機能性を重視して自重の腕立て伏せしかトレーニングをしなくても筋肉が伴ってついてきていましたが(参照:下の写真の中央)、40代になると機能性だけを重視しても中々筋肉は伴ってきません。
その中でもコツコツと培ってきた筋肉の見た目のインパクトを出す為に照明の工夫を腕立て伏せの撮影でも取り入れています。
下の写真の一番上と一番下を比較して下さい。上は照明を特に考えていないので、肩周りの筋肉は暗く平凡に見えます。
一方で、下の写真は照明の位置と角度を凝らし筋肉に陰影が出来るよう計算しているので、三角筋の肩周りから上腕三頭筋にかけて筋肉の凹凸を効果的に浮かび上がらせた盛れる撮影となっています。
中央の写真はマッスルミュージカル出演時のもので、さすがにプロの舞台照明のテクニック手法で、ステージ上で肩と腕の筋肉が一層、筋肥大して見える効果を生みだしています。
完璧なフォームでカッコいい美しい腕立て伏せを追究しているからには、このように筋肉の機能性+筋肉の見た目=完璧なフォームという図式が理想になってきます。
筋肉芸能人必見❕筋肉を美しくかっこよく撮影・陰影をつける照明テクニック方法
そこで今回は、筋肉芸能人も必見❕の筋肉を美しくかっこよく撮影するために、照明やカメラテクニックを活用するいくつかの方法、筋肉の陰影を強調するための基本的なテクニック7選をご紹介します。
ハードライティングとソフトライティング
ハードライティングは、強い、直接的でシャープな光を使用する手法です。光源が小さく、筋肉の輪郭を強調し強い影を作り出します。
ハードライティングの特徴
影がはっきりとしており、輪郭が鮮明に現れる。
高いコントラストを持つ。明るい箇所と暗い箇所の差がはっきりとしている。
ハードライティングの使用例
筋肉の輪郭や定義を強調するために使用。特に、ボディビルディングの撮影などでよく利用されます。
ソフトライティングは、広がりのある光源を使用する手法で、光が広がっているため、筋肉の表面を滑らかに見せ、筋肉の柔らかな曲線を強調します。
ソフトライティングの特徴
影が柔らかく、輪郭が滑らかになる。
コントラストが低く、明るい箇所と暗い箇所の違いが緩やか。
ソフトライティングの使用例
筋肉の表面の曲線や滑らかな部分を強調するのに適している。フィットネス写真やボディポートレートなどで利用されます。
これらのライティング手法は、照明の設置やライトの種類、使用する撮影機器によっても異なる効果を持ちます。撮影の目的や被写体の特性に合わせて適切なライティング手法を選択することが重要です。また、実際に撮影を行いながら効果を確認することで、筋肉の陰影を強調する際に適切な光を選択できます。
サイドライティング
サイドライティングは、被写体に対して光を横から当てる手法です。ライトが被写体の横から来るため、立体感や陰影が強調され、被写体の表面の起伏や輪郭がはっきりと現れます。サイドライティングは、筋肉の美しさやフォルムを強調するのに非常に効果的です。
サイドライティングの特徴
光が横から当たるため、被写体の輪郭や凹凸が強調され、陰影が生まれます。これにより、立体感が強調され、筋肉の形状が際立ちます。
サイドライティングは明暗の対比が強く、コントラストが高くなります。明るい部分と暗い部分が際立つため、筋肉の陰影がはっきりと見えます。
サイドライティングの使用方法
光源を被写体の横側に配置し、被写体の横から光を当てます。光源の高さや角度を調整して、適切な陰影を得ることが重要です。
被写体のポージングやアングルを調整して、筋肉の輪郭や立体感を最大限に引き出します。
試行錯誤しながら、最適なポージングとアングルを見つけることが大事で、私の腕立て伏せ体操のデモンストレーション撮影も動画撮影の照明の当て方を工夫していて、特にサイドライティングを重要視し、横に照明を置く置かないで右肩の盛り上がりが明らかに変化するのが分かります。
バックライト
バックライトは、被写体の背後からライトを当てる照明手法です。被写体とカメラの間にライトを配置することで、被写体の周囲を照らし、輪郭を強調する効果を生み出します。バックライトは被写体をフレーム化し、立体感を演出するのに非常に効果的です。
バックライトの特徴
被写体の周囲にライトを当てることで、被写体の輪郭が明るく浮かび上がります。これにより、被写体が背景から分離され、立体感が強調されます。
被写体の輪郭が光で照らされるため、リムライト効果(半逆光的な光)が生まれます。これは、被写体の周囲が光り、立体感や立ち上がり感を強調します。
バックライトの使用方法
バックライトは被写体の背後に配置されます。被写体とカメラの間から見て、ライトが被写体を照らすように配置します。
バックライトの強度や角度を調整して、望む効果を得ます。ライトの強度や位置を微調整することで、立体感や輪郭の強調度を調節できます。
上の写真は、メディシンボール腕立て伏せのチャレンジで撮影したもので、赤色のバックライトを利用し力強い雰囲気を演出しています。
ポージングとアングル
ポージングとアングルは、被写体の位置や姿勢を調整することによって、写真の視覚的な効果や魅力を強調する重要な要素です。筋肉を引き立たせるポージングとアングルを選択することで、被写体の特徴を引き出し、筋肉の凹凸を強調した写真を撮影することが可能です。
ポージングの特徴
ポージングは、特定の筋肉や身体の形状を強調するのに役立ちます。特定のポーズや動作を選択することで、筋肉の定義や輪郭を際立たせることができます。
ポージングは、被写体の表情や雰囲気にも影響を与えます。自然でリラックスしたポージングや、力強いポージングなど、撮影の目的やコンセプトに合わせて選択します。
アングルの特徴
アングルは、視点や視野を変えることによって写真の見え方を変えます。高い位置から撮影すると被写体が小さく見えるなど、視覚的な効果を生み出します。
適切なアングルを選ぶことで、被写体の立体感や奥行きを強調することができます。正面から撮影するよりも、斜めから撮影することで立体感が強まります。
効果的なポージングとアングルの選択
被写体の強調したい部分や特徴に応じてポージングを選択します。腕立て伏せの場合は、スタートポジションの態勢を取ることで、大胸筋や三角筋、上腕三頭筋、体幹を含めたコアマッスルの一直線の美しいラインを強調することができます。
ポージングと連動して、適切なアングルを選択します。筋肉を立体的に見せるためには斜めからのアングルが効果的です。
ポージングとアングルの選択は、被写体の特性や撮影の目的、コンセプトによって異なるため、実際の撮影時に多くの試行錯誤が求められます。また、被写体とコミュニケーションをとりながら、共に最適なポーズやアングルを見つけることが重要です。
リフレクター(レフ板)の利用
リフレクターは、光を反射させることで被写体に追加の光を当て、筋肉の陰影の軽減や被写体の明るさを均一化するための撮影補助具です。特に自然光の利用時に有用であり、被写体の表情や輪郭を美しく際立たせるのに役立ちます。
リフレクターの特徴
リフレクターは、光を反射する特性を持ちます。反射板の表面が鏡面反射することで、光を集めて被写体に向けることができます。
自然光や他の光源からの光をレフレクターが拡散・反射させることで、被写体に柔らかく均一な光を当てることができます。
リフレクターの効果的な利用方法
被写体の影や陰影が濃い場合、レフレクターを使って光を反射させることで、影を軽減し、明るく均一な光を被写体に当てることができます。
リフレクターの目的に応じた配置
レフレクターの位置や角度を調整して、光を反射させる範囲や強度をコントロールします。被写体からの反射光が理想的な効果をもたらすよう調整します。
背景が暗い場合に、リフレクターを使って背景を明るくすることで、被写体と背景の明るさのバランスを調整できます。
リフレクターの種類
白色レフ板: ソフトな自然光を作り出すのに最適。
シルバーレフ板: より強い反射光を作り出し、コントラストを強調するのに最適。
ゴールドレフ板: 光を反射させ、肌色を暖色に補正するのに最適。
透明レフ板: 光を拡散させて、柔らかい光を被写体に当てるのに最適。
コントラストの調整
コントラストの調整は、写真撮影や画像編集において非常に重要な要素の一つです。コントラストは、明るさの範囲や色相の違いを表現するものであり、画像の魅力や視覚的な効果に大きな影響を与えます。撮影時にコントラストを調整して、筋肉の陰影を強調することが重要です。コントラストが強いほど、筋肉がよりかっこよく立体的に見えます。
コントラストの特徴
コントラストが高い場合、明るい部分と暗い部分の差が強調されます。これにより、鮮明な影や輪郭が生まれ、美しい立体感が強まります。
高いコントラストは、被写体や要素を強調し、視覚的な際立ちを生み出します。画像全体が引き締まり、より魅力的に見えます。
コントラストの調整方法
トーンカーブを使用して、画像の明るさとコントラストを調整できます。明るい部分と暗い部分のトーンを調整することで、コントラストを変えることができます。
レベル調整を利用して、画像の明るさの範囲を調整することが可能です。明るさや暗さの閾値を設定し、コントラストを調整します。
トーンカーブ調整は、RGBカラーチャンネルごとに明るさとコントラストを調整するための強力なツールです。明るさやコントラストを微調整することができます。
撮影環境の選定
撮影環境の選定は、撮影の成功に重要な影響を与える要素の一つです。適切な環境を選ぶことで、被写体やコンセプトに適した雰囲気や光、背景を活用し、魅力的な写真を撮影することが可能になります。
自然光 vs. スタジオ照明
屋外や窓際など、自然光が利用できる場所での撮影は、自然な雰囲気や明るさを与えます。天候や時間帯によって光の質が変わるため、その条件を考慮しながら選定します。
スタジオでは人工的な照明を利用して、完全にコントロールされた環境で撮影が行えます。照明の強さや角度、色温度などを調整して、目的に合わせた効果を得ることができます。
背景の選定
複雑でないシンプルな背景は、被写体の筋肉が際立たせます。特にポートレートや商品撮影では、被写体が主役となるような背景が効果的です。
背景を被写体やコンセプトに合わせて選ぶことで、一体感のある写真を撮影できます。例えば、自然な環境で自然なポーズをとる被写体なら、自然な背景が適しています。
最高の筋肉美を美しく表現するには、光と筋肉を知ることから始まるのです。
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