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腕立て伏せの専門家が教える「腕立て伏せ100回できる」と自慢できるフォーム

更新日:8月9日

多くの人が、腕立て伏せ100回という連続レップ数を自慢の種にしていませんか?

100回を記録して自慢したとて、それだけをもって「凄い」と決めつけるのは早計です。


その大台の数字の裏にはフォームをしっかり検証する必要があり、十中八九の人は、手抜きのフォームで100回行っているのが事実です。


そこで本記事では「腕立て伏せ100回できる」と言って笑われない自慢できるフォームを解説していきます!

腕立て伏せの専門家が教える「腕立て伏せ100回できる」と自慢できるフォーム

まずはレップ数を伸ばそうとするときに使う3つの腕立て伏せのズル(間違い)を順に紹介していきます。


「ズル」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは筋肉番付の腕立て伏せ競技でお馴染みとなった「池谷式」「EXILE式」と揶揄される「顎の位置を高速で上下させて回数を稼ぐ」方法ではないでしょうか。

本サイトでは、フルレンジ・プッシュアップの可動域を100%として、顎付式の腕立て伏せ25%の可動域「クォーターレンジ・プッシュアップ」と表現する場合が多いです。


腕立て伏せをするとき、その場では正しいフォームでやっているかのように感じるかもしれませんが、大抵は質の高い動きを捨て、量的な動きになり腕立て伏せの真の筋肉増強と筋トレ効果を台無しにしています。


ズル間違い【1】肘をロックアウト出来ていない

トレーニングシムやYouTubeなどで、よく腕立て伏せを高速で繰り返している人を見かけます。よく見ると、彼らの肘は約75%までしか伸びておらず、肘を完全にロックアウトせず寸前で止まっています。

レップを短くすると、肘をロックアウトするのに必要な筋力である上腕三頭筋の働きが弱くなります。


ちなみに当社の腕立て伏せマシンのこだわりポイントの1つが、

チート防止の秘密兵器「肩センサー」


腕立て伏せはチートとの戦いの歴史でもありますが、世界共通で最も多いチートが、肘が伸びていない腕立てです。まっすぐ伸ばして100%とすると約75%しかこなしておらず、肘を完全にロックアウトする寸前で止まっているためテンションがかかる時間が短くなり、レップが大幅に楽になるのです。

そこで最新型のセンサーを使い肘が伸びているかロックアウト出来ているかシビアに判定を行えるのです。

チート防止の秘密兵器「肩センサー」  腕立て伏せはチートとの戦いの歴史でもありますが、世界共通で最も多いチートが、肘が伸びていない腕立てです。まっすぐ伸ばして100%とすると約75%しかこなしておらず、肘を完全にロックアウトする寸前で止まっているためテンションがかかる時間が短くなり、レップが大幅に楽になるのです。  そこで最新型のセンサーを使い肘が伸びているかロックアウト出来ているかシビアに判定を行えるのです。

ズル間違い【2】地面まで身体を下げていない

胸を地面から1センチ以内まで下げず、1レップの動作において最もテンションがかかるストレッチ部分を自らカットしているのです。レップにおいてこの低く下げる動作が、非常に難しい部分であり、筋力を最大限に伸ばすことができるところでもあります。


腕立て伏せは僅か1cm可動域が下がるだけで身体負荷が増し、運動強度が確実上がります。

実例として、30秒間腕立て伏せで胸付台を11㎝に設定していた時はMAXで61回まで回数は伸びましたが、1cm下げ10㎝に設定した時はどう頑張っても60回までしか回数は伸びませんでした。

僅か1cmでこれだけ体感の強度が変わるので、今まで25%の可動域「クォーターレンジ・プッシュアップ」でやってきた人にとって100%の可動域「フルレンジ・プッシュアップ」の挑戦は、30センチほど可動域が下がるので腕立て伏せの世界がガラリと変わるでしょう。


これは(肘をロックアウト出来ていない)よりも悪いミスなので改善していきましょう。


ちなみに当社の腕立て伏せマシンのこだわりポイントの1つが、

チート防止の秘密兵器「胸でカウント」

日本では筋肉番付の影響で顎でカウントするのが一般的ですが、世界基準の腕立て伏せは顎でなく胸でカウントを取ります。このマシンの胸スイッチの高さは僅か1㎝で世界初のフルレンジプッシュアップの可動域で腕立て伏せの回数計測が出来る仕様です。

チート防止の秘密兵器「胸でカウント」  日本では筋肉番付の影響で顎でカウントするのが一般的ですが、世界基準の腕立て伏せは顎でなく胸でカウントを取ります。このマシンの胸スイッチの高さは僅か1㎝で世界初のフルレンジプッシュアップの可動域で腕立て伏せの回数計測が出来る仕様です。

ズル間違い【3】疲れると腰の位置が変わる

腕立て伏せを本気で行えば、フォームによりますが、数十回レップで上半身が疲労し始めるでしょう。その筋肉疲労と闘うために、腰を上げたり下げたりしがちです。

腰の位置を変えることでトップポジションでの姿勢が楽になり、プッシュする角度も変わって、胸と肩の緊張が取れ、体幹の出力が少なくて済むからです。

(完璧な腕立て伏せの姿勢は、身体は踵から肩まで一直線になります)

ズル間違い【3】疲れると腰の位置が変わる  腕立て伏せを本気で行えば、フォームによりますが、数十回レップで上半身が疲労し始めるでしょう。その筋肉疲労と闘うために、腰を上げたり下げたりしがちです。  腰の位置を変えることでトップポジションでの姿勢が楽になり、プッシュする角度も変わって、胸と肩の緊張が取れ、体幹の出力が少なくて済むからです。
(完璧な腕立て伏せの姿勢は、身体は踵から肩まで一直線になります)

さて、最もやってはいけない3つの間違いを紹介しましたが、他にも手の幅と足の幅も拡げすぎは負荷を下げる要因なので注意しましょう。

60㎝幅のマットから指がはみ出る(小指までは許容範囲)
腕立て伏せは脚を閉じる。競技中に足幅が30㎝以上拡がる
 

これらの間違いを避けるには、腕立て伏せの専門家が考える「腕立て伏せ100回できる」と公言して自慢できるフォーム2選を実践して完璧な腕立て伏せのやり方、腕立て伏せの正しいフォームをマスターしてみましょう。


腕立て伏せの専門家が教える「腕立て伏せ100回できる」と自慢できるフォーム


自慢度100% フルレンジ・プッシュアップ

自慢度100% フルレンジ・プッシュアップ言わずもがな、腕立て伏せ最強の芸術的フォームで、日本人だと武田真治さんが筋肉体操で披露したことで一躍広まりました。正しい姿勢を追求すると、筋肉にかかる負荷が高くなるため、今までのような回数をこなすのが難しくなる。その中での100回に本当の価値があるのです。

言わずもがな、腕立て伏せ最強の芸術的フォームで、日本人だと武田真治さんが筋肉体操で披露したことで一躍広まりました。


正しい姿勢を追求すると、筋肉にかかる負荷が高くなるため、今までのような回数をこなすのが難しくなる。その中での100回に本当の価値があるのです。


フルレンジ・プッシュアップの定義

腕立て伏せの美しさは、何といってもスタートポジションが命です。ハイプランクのポジションから両手は肩の真下に手首がくるように配置して、体幹に力を入れ、全身にテンションをかけ頭から爪先まで身体のラインをニュートラル状態で一直線にキープしながら肘を曲げて身体を床に向かって下げ、胸が地面から1センチメートル以下の距離まで到達後、身体を床から押し上げ、肘を完全に伸ばしたロックアウト状態でトップポジションまで戻れば100%自慢できるアーティスティックフォームの完成です。


正しいフォームで腕立て伏せを100回続けるのは最初は難しいかもしれませんが、それでも構わないのです。質の低い反復運動を長時間続けるよりも、質の高い反復運動を短時間行うほうがフォーカスする部位(大胸筋・三角筋・上腕三頭筋)などに対し、より効果的だからです。


直近の私の体験談として、

ある取材撮影(来月情報解禁)キッカケで先日、実に9か月ぶりに胸付台1cmのフルレンジプッシュアップ30秒間に挑戦しました。


この9か月ずっとハーフレンジ・プッシュアップ((肘の角度90度)胸付台10㎝)に専念して練習していてフルレンジ・プッシュアップの練習はしていなかったので、可動域がㇾべチに難しくなるフルレンジ(胸付台1㎝)ではカウントミスを連発して初回は46回➡36回でした。

たった30秒46回の反復運動でしたが、ハーフレンジの可動域では得られなかった大胸筋の筋肉痛を味わいました。


肘の伸ばしは訓練のおかげで完璧でしたが、ノーカウント10回とも1センチの胸スイッチまで体が下がらず空振り...こんなにも感覚が変わるものなのかと新たな驚きもあり


改めてフルレンジ・プッシュアップの難しさは特に可動領域の拡さにあることを認識しフルレンジで強くなることへのワクワク感と魅力を再認識しました。


ハーフレンジ・プッシュアップでは目標だった30秒間60回の記録を達成出来たので、モチベーション的にもこれを機に次回の練習からハーフレンジ・プッシュアップは暫く封印してまた初心に帰って世界最高峰のフルレンジ・プッシュアップのフォームとスピードを追求するチャレンジに戻ります!


★フルレンジ・プッシュアップ最高難度の腕立てマシン攻略のコツ、テクニック

・顔を上げ正面を向く

フルレンジの可動域では顔を下げたままでは床に顔をぶつけるので正面を見ることを意識


・コアに力を入れる

体幹が弱いと腹が先に落ち胸スイッチまで最短距離でムーブできず効率が悪い。何より見栄えやフォルムが著しく悪くなる。


・肘伸ばしと胸下ろしの意識化(集中力)

肘を確実に伸ばす意識、胸スイッチを確実に押す意識が重要。カウントミスが防げる

特に下げる動作は重力のまま行うためボディコントロールが難しく練習が必要。


セットとレップ数

フルレンジ・プッシュアップの初心者は10~15レップ×3~4セットを目安に始め、フォームをごまかさずに行い、少しづつレップ数を上げていきセット数を減らしていき、最終的な目標である100レップ×1セットを目指しましょう。


実はまだ未達成の腕立てのフォームで最も難易度の高い「100回のレップ全てにおいて爪先から肩まで一直線の綺麗なフォームを保つ」でのフルレンジ・プッシュアップ100秒間100回達成に向けて本格始動!


その為の訓練として「完璧なフルレンジ腕立て伏せ100回を何秒で出来る」かをテーマに始めは180秒以上かかってもいいので何秒で100回達成出来るかに重きを置き、回数重視でなくフォーム重視でタイムアタック形式で1秒づつ時間を100秒に近づけていくトレーニング方法です。


海外の筋トレYouTuberたちも「Full Range 100 Push Ups (NON STOP)」「100 full range of motion push ups」のタイトルで筋肉自慢が「NOズル」のフォームでチャレンジしていますが、速い人でも3分40秒と200秒以上かかっているのです。

いかに100秒間で100回の完璧なフルレンジ・プッシュアップを行うのが困難な神業であるかの証明にもなります。


完璧なフォームで行うフルレンジ腕立て伏せには正しい負荷が100%乗るので、体重の70%以上の身体負荷がかかります。トレーニングジムに通わずとも自重トレの腕立て伏せだけでハードに追い込み鍛えられ肉体美を得られるのです。


自慢度80% ハーフレンジ・プッシュアップ

自慢度80% ハーフレンジ・プッシュアップ  フルレンジプッシュアップほどの説得力とインパクトに欠けますが、れっきとした世界基準のフォームでギネス世界記録の公式ルールでも採用されているフォームなので自慢しても何ら問題ありません。

フルレンジプッシュアップほどの説得力とインパクトに欠けますが、れっきとした世界基準のフォームでギネス世界記録の公式ルールでも採用されているフォームなので自慢しても何ら問題ありません。


ただ、最大の「ズル間違い【2】地面まで身体を下げていない」をクリアしていない分、肘の伸ばしや腰の位置など他の部分をより完璧に仕上げてカバーする必要があります。


完璧なハーフレンジ・プッシュアップのやり方や攻略法の記事はこちら


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